本校学生にとって、いよいよ出願書類の提出時期になった7月下旬、第4回目の
面接をした。学生と担任との二者面談である。話を聞き、良いところは認め、不安に
思っているところや、勉強への取り組みなどアドバイスする良い機会となった。おもな
内容項目は、下記のとおりである。
1 健康状態の確認
(1)最初の国家公務員Ⅲ種試験まで30日前後に迫った関係で 、ほとんどの学生が
「合格するか心配だ」とか、「今の勉強の仕方で大丈夫だろうか」など、不安な
精神状態の毎日を送りながらの学校生活であることがわかった。
(2)消化不良気味の学生が2~3人いて、「鹿児島の水が合わない」と言っている。
(3)寝るとき、窓を開けて夜風を入れるとか、一晩中クーラーを入れているため、
「体調不良・風邪・微熱があり疲れている」などの訴えがあった。
(4)警察・消防を受験する学生は、筋肉トレーニング・走り込みなど、二次試験の
準備も怠らない生活を送っている。
2 出願先の確認
(1)国家公務員・地方公務員あせて平均4ヶ所を受験する。
(2)消防を受験する学生は、消防だけにこだわる傾向がある。
(3)事務系は、特に狭き門であるが、事務系だけの受験となる傾向が強い。
(4)卒業生が本校に来訪した際は、職場の説明会を開いているが、この影響は大きく
これまでほとんど受験者がいなかった所に、4人もの学生が出願書類を出す。
3 勉強の仕方
〇一次試験の総合点を上げるには、「残り1か月で、どのように取り組めばよいか」
など迷っている学生がる。