4月、新入生にとって新しい生活が始まりました。高校を卒業して入学した学生だけではありません。いろいろな事情で大学や高専を中退したり、会社を辞めたりした人が、机を並べて勉強し、公務員を目指します。

担任は、9月に始まる公務員試験に向け、150日しか残されていないため、宅習をウイークデーに最低でも3時間は確保するよう習慣づけようと指導しました。

宅習3時間以上やったか、学生自身が確認するために、前日を振り返って一日の生活記録を書いて担任へ提出することにしました。

担任は、毎日生活記録に目を通し、コメントを朱書しました。

最初は、新しい生活を始めるにあたり、買い物の時間が多かったり、友人や家族と過ごす時間が多いなどの傾向がありました。

4月下旬には学生の全員が、自分の将来と宅習の習慣化の必要性を真剣に考え、努力するようになりました。

目的を達したため、生活記録の提出は、4月いっぱいで終了しました。

生活記録を書いていた朝の貴重な数分間は、次の新たな時間に振り向けます。